さくさくのうつうつ

30代の会社員さくさくのうつになった話。

心療内科を受診

泣きながら帰ってきた翌日、翌々日は会社をお休みして3日目に以前から予約していた心療内科へ行きました。

もともと目眩が治らなくて心療内科にかかっていたので初診ではありませんでした。初診だと受診できる日が限られているためもっと先の受診になってしまう可能性が高く、この点はとてもラッキーだったと思います。

 

先生に会社で泣いたこと、トイレで吐いてしまったことを伝えたら「5ヶ月くらいは休んだ方がいいかもなぁ」と言われました。

その時はそんなに長い間会社を休まなくてはならないのか…とは思いつつ、仕事から逃げたい気持ちが強かったので休んでも良いと言ってもらえたことで少し心が軽くなりました。

 

でも、やっぱりいきなり5ヶ月の休みに入ることに不安がありました。職場の皆に迷惑をかけるし、本当にそんな大袈裟な対応をしなくちゃいけないのか、という気持ちがあったのと年休がたくさんあるので年休分の期間で復活できないかという淡い期待をこの時は抱いていました。

これをそのまま先生に伝え、まずは年休を使って二週間程度は休むことを決めました。

 

もし初診だったら私のことをよく知らない先生にいきなり長期に渡って会社を休めと言われても踏ん切れなかったと思います。それに、最初は年休を使ってのお休みにしたい、という希望もすんなりは言えなかったかもしれません。

毎回の診療は3分〜5分程度の短い時間ですが、それでも私の事を診てきてくれているという安心感、信頼感を持っていたので頼れる先生がいてくれて助かりました。

 

もし、心療内科にかかっていなかった事を考えるととても大変だったろうなと思います。涙が止まらないくらいしんどい時に病院を自分で探して、予約して、初診診療をして…とっても大変です。自分に合う先生かどうかもわからないのに。

まぁ初診時は大抵大変な思いをするものだとは思いますが、今回のような場合は私にとっては緊急性の高い受診だったのでそういう時に初診ではないほうが心が楽だなと感じました。

唯一、目眩が起きてよかったと思えた瞬間でした。

 

振り返ってもこの時は本当にしんどかったです。会社を急に数日休むために上司に休みたいと連絡をしなければならなかったし、一緒に仕事をしていた人たちにも休むことを伝えてひとまずの引き継ぎをしなければならないし、打合せなどもリスケしてもらう算段をとらねばなりませんでした。この各方面への連絡ではかなり心を消耗しました。

この時の心境は、ただただ皆に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。私じゃなければこうはならなかったはず、私がやったばっかりに皆に迷惑をかけた、私ががんばれなかったばっかりに…すごくすごく自分を責めていました。