さくさくのうつうつ

30代の会社員さくさくのうつになった話。

大学生になりました。

仕事に復帰して半年が経ちました。

復帰時と同じ部署で変わらず働いています。今まで携わってこなかった新しい分野のお仕事なので勉強しつつですが、だんだんと専門用語もわかってきて、セオリーらしきものがおぼろげながら見えてきました。

なかば新人のような感じなのもあって、就業は定時までで残業はほとんどないです。それにコロナでほとんど在宅なのでルーチンが守れて安定しています。これは本当にありがたい。出社が絡んでくると帰りが遅くなるので全部がずれ込んできますから、、、。もうずっと在宅でもいいくらいです。

残業がないので寝るまでの時間は割と好きに過ごせていて、就業してからご飯を食べるまでの間は勉強時間にしています。というのも、タイトルにある通り大学生になったからです!お友達に勧められて調べてみたらまぁなんと楽しそうな。

「やってみよう」という気持ちになったので思い切って入学してみました。

自分で好きな授業をとって勉強をして学んでいく。とても楽しいです。

私は大学には行ってなかったので、これで卒業資格が得られたらとてもうれしいです。卒業めざしてがんばってみます。

 

通院のほうは一か月に一度になり、安定しています。

とても悲しいことがあったけど、自分の気持ちとあまり真剣に向き合わないように調整しながら生きています。楽しいことで自分を守って、これからも生きて死んでいきたいです。

 

好きな事で自分を守る

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休職したばかりのころは好きなことをして楽しむなんて余裕はなくて、お休みの日もずっと緊張して過ごしていました。

本やディズニー、音楽にライブやちまちましたハンドメイドが好きなんですけどどれも全くやらなくなってしまったし、やりたい!みたい!というような気持ちもどこかにいってしまっていました。

 

それでもなんとか復帰まで漕ぎつけた時、好きなことをやってみようという気持ちが湧いてきていました。私は薬がきっかけになって前向きな気持ちにシフトしていきましたが、ちょっとずつ好きだったことを自分の周りに集めていけるようになっていきました。

そして今は好きな事で自分の周りを固めているような状態に。

 

ハンドメイドでプラバンを使ってアクセサリーやキーホルダーを作って販売をしてみたり、刺し子でふきんを作ったり。それに紙の本もKindleも使っていつも読みたい本を近くに置くようにもなっています。

 

好きなことで自分の周りを固めていくと、まるでそれが鎧のように自分のことを守ってくれるような気がします。好きなことを楽しめなくなってきたら危険なサインです。

私は自分の感覚に鈍感だから、好きなことが楽しいか?やりたいか?をリトマス紙にして自分の調子を見ていきたいと思っています。

一年振りの出社

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とうとうこの日が来てしまいました。

そうです、物理的な出社です。

できれば会いたくない人と違う部署になるまでは出社したくなかった…。(それは無理というものだけど…)

 

産業医面談の時に一度執務室には足を踏み入れてはいるのですが、仕事しに出社したのは丸1年振りでした。

その間フロアの移動があったりなんなりで所属部署のレイアウトは大きく変わっていて、自分の席も固定席からフリーアドレスになっていました。

でもそんなことはどうでもよく…

 

実は休みのきっかけの一つにもなったぜっったいに会いたくない人がいるのです。

その人にはしばらく、というかこの先一生顔を合わせないですむなら会いたくない人なんです。

事前に出社リストや座席予約表を確認して、いない事を確認済みだったので大丈夫なはずでした。

 

ところが、フロアに入った瞬間に最初に目があってしまったのです!!!!!!

ひどい!!!!涙

そんな所にいるなんて…!!!

もう頭は真っ白で緊張で手がグーになってしまいました。。

休みに入って心配したよ。とかなんとか言われたような気がしますが、当たり障りのないことを一言二言話して立ち去るのがやっとでした…。

 

まさか出会い頭の事故のように会うなんて。

しばらく放心状態でした。

でも、いつ会うかとずっとドキドキしているより最初にクリアしてしまったほうがよかったと、そう思うことにしました。

 

出社は月に1、2回でよさそうなので、なるべくは会いたくないです。

お仕事復帰3ヶ月目

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8月は午前中のみ

9月は15時まで

10月は17時20分まで(定時まで)勤務になりました。

 

上司は何度も何度も「どうしたいのかよく自分と相談してみて」と聞いてくれて、私のペースでやらせてくれようとしてくれました。

午前中だけに戻す道も、15時までを続ける道も、フルタイムまで延ばす道もあって私はフルタイムまでを選びました。

というのも、15時までの仕事が終わったときに「まだできる」という余力がある状態だったので、フルタイムまでにチャレンジしてみようという気持ちになったのでした。

 

それでもまだ残業は禁止。定時になったらサッと終わらせてしまいます。

一緒に働く同僚に申し訳ない気持ちはあるけれど、無理はしたくないのでここは甘えさせてもらおう。

 

今はグループのみなさんのサポートをする仕事をしているので、手が空く時間もあるから「もっとできる!」と思う時もあるけれど、自分にどれだけ負荷をかけてもがんばれるのか全然わからないのでゆっくりやらせてもらうことにしています。

 

何から何まで甘えてばかりだけど、誰かが同じ状況になった時、その時は私が助ける側に回るから。だから今はこれで許してください。

 

お仕事復帰2ヶ月目の様子

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仕事に復帰して1ヶ月が経ちました。

8月は午前中勤務だったので、シュッという間にお仕事は終了でしたが、9月からは上司と相談した結果15:00まで働くことになりました。

9月いっぱいは15時まで勤務として、10月もそれがよければ続けてもよしだし、もしだめなら午前中勤務に戻してもいいよ。「気長に行きましょう。」と上司が言ってくれたので気を張らずに仕事できています。

 

今のところ特に問題もなくいい感じです。

というのも周りの皆さんが私の従事時間に合わせてくれているおかげさまです。短時間でできることとか、誰かのサポートの作業を割り振ってくれるのです。本当に心からありがたいです。

 

自分の気持ちの方もいい感じです。

眠れるし、ご飯も食べられるし、落ち込みも無い。規則正しく睡眠時間がとれていて良いリズムで生活できています。

ひとつ気になっているのは自分の情報処理スピードが激落ちしてる点です。お休みの間に自分を省エネモードにしていたものがなかなか本気モードに切り替わらない感じです。言われたことに反応する、お返事する、じゃあこうしようと判断することのスピードが遅いの何の…!

元からそんな早くないじゃん?と言われそうですが、遅いなあという自覚があるので信じてちょっとずつ早めていけるようにしたいです。

でもそのためには薬が減らないとダメなような気がします。ここは心療内科の先生に相談ですね。勝手に思い込みで薬をやめてはいけませんね。

 

これ、管理職だったり戻ってすぐからフルスロットルで働かねばならない職場だとかなりしんどいと思いました。身体も休んでいたから体力は落ちているだろうし、精神的にも鈍くなっているから力を出そうにも出せなくなっている状況だと、だいぶ無理を重ねることになりそうです。

そうならずに仕事できてる私はとても恵まれています。みんながこうできるといいのにな。

 

仕事へ復帰しました

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8月から仕事に復帰することになりました。ドキドキして心臓が出そうです。

 

復帰のプロセスとしては、

・8月は午前勤務

・残業は3〜4ヶ月禁止

・業務時間は徐々に長くする

という感じです。

休職期間が9ヶ月長め(と言われた)だったので、体力の低下もあるから通勤を伴う出社は徐々にという産業医からの指導と、コロナの状況もあって在宅勤務中心です。ここは本当に助かります。通勤は遠いので本当にいろいろ大変だから…。

 

そして、8月の頭は夏休み前ということとワクチン接種や通院もあって3日だけ仕事だったので、本格復帰は夏休み明けです。

 

やることはほとんどないけど、毎日きちんと起きてパソコンの前に座ってログインする。これをやる練習と思ってゆるくやっていきたいと思います。

 

問題は、出社ってなった時なんだよなぁ…

心から会いたくない人がいてその人がいないことを願うのみ。。

ばったり鉢合わせとか考えただけで手に汗握ります…。

産業医との復職面談

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先日行ってきました。会社の入ってるビルまで…!同じビルに産業医がいるのでこれは致し方ない。。

しかし誰かにばったり会ってしまうのではないかとめちゃくちゃ緊張しました。1時間ちょっとしかいなかったけど1日中いたのかってくらい疲れました。

 

産業医との面談は上司が総務とやりとりをして予約をしてくれました。私は指定の時間に現地に行くだけでした。これは各会社でいろいろ勝手がちがうところかな、と思います。

私は全部やってくれたのでとてもラッキーでしたが、自分で予約を取ったり総務と連携したりを自分でやるのはちょっと大変かもしれません。

 

予約時間に上司も来ることになっていて、まさか一緒に面談を?と思いましたが、そのまさかでした。

面談は大きく2部構成になっていて、1部は産業医と私、2部はそこに上司が加わった3名で面談をしました。

 

1部ではまず、なぜお休みに入ることになったのかを聞かれました。そこから話すのか…とげんなりしましたが、産業医と話すのは初めてなので仕方がないですね…。

お休み中の暮らしも聞かれました。序盤は寝てばかりでしたのでそのまま伝え、中盤で薬が増えてから意欲が湧いてきた〜などと説明しました。後半は生活リズム表を見せながら睡眠時間や1日の過ごし方を。

そして復帰にあたって職場や上司に配慮してもらいたいことを確認して終了。思ったより丁寧に時間をかけて細かく話を聞いてくれた印象でした。

持っていってよかったものは、お薬手帳と生活リズム表です。自分の今の状態を説明するのにとても役立ちました。

1部は約30分くらいでした。その間上司は受付で待機。

 

そして2部。上司を呼んできて3人で話します。

『(要約)お休みに入った理由がこうだから、職場としてはこういうところに注意をして、こういう配慮をしていただければ復帰できます。できますか?』と穏やかな口調ながらズバッと言ってくれました。

それに答える上司。『全てok(要約)』

2部は5分くらいで終わりました。

 

面談の中で『復職、したいよね?』という本質を突いてくる質問をされて、戸惑いながらも『うん…(タメ口)』と自信なさげに答えたので復職ダメって言われたらどうしようかと思っていましたが、無事okでました。

ただし条件が出て、しばらくは午前中とか短い勤務時間で徐々に長くしていくこと。それと、残業は3、4ヶ月は禁止、と。

 

面談自体は特に緊張することはなかったのですが、とにかく職場の人と会いたくなくてドキドキしてたので(これももちろん伝えました)かなりちから入って、非常に疲れました。