復帰okの診断書
ついに出ました。「就労可能」と書かれた診断書が!
お休みに入ってから約9ヶ月。自分でもお休みに入った時と比べて気分も晴れやかになった気がします。
でも…不安はたっぷりです。毎日気の向いたことしかしてなかった状態からストレスまみれの生活に戻って本当に耐えられるのかわかりません。それに同じようなストレスにさらされた時に次は乗り越えられるのでしょうか。
わからないことだらけで不安ばかりが募りますが、わからないことを考えていてもどうにもならないよね、と気持ちを切り替えてやってみようと思います。
復帰にあたっては会社の産業医さんとの面談があります。上司に診断書を送ったら総務とやりとりをしてくれて面談の日取りを決めてくれました。ほかの会社では自分で予約とかやりとりをしている方もいるみたいだったので、とてもありがたいことです。
ただ一点気になるのは、面談の日上司も来るとのことなのです。面談に同席するのかな?してもいいけど…産業医と一対一だと思っていたのでどうなるのかな〜。まあ一対一だと思いますけど。
上司がプレッシャー
復帰できる兆しが見えてきてから、上司がプレッシャーになってきました。
と言うのもオンライン面談で毎回、「先生は復帰して良いって?」って聞かれるからです…。そしてそのたびに「いえ、まだその診断書は出ていません」と答えると、「まだか〜!」と言われるのです。
だんだん休んでる自分が申し訳ない気持ちになってきてしまい、オンライン面談自体が嫌になってきてしまいました。上司に言われたくないから復帰したい、と思うようにも。よくないですよね。
オンライン面談は大抵上司二人とやるのですが、ここ数回はどちらかの上司が欠けることがあって隔週だった面談が毎週に設定されていたことも要因の一つかなあと感じました。面談自体は1時間ほど雑談をするだけなのですが、休んでるだけだからそんなに話すこともないし、ざっくばらんな話なんてしないし…。
ひとまず七月は会社休日もあって平日が少ない週があったので、一週スキップできたのでほっとしました。
総務とのやりとりの間に入ってくれたり、励ましの言葉をかけてくれたり、こうやって面談の時間をとってくれたりとてもありがたいとは思っています。こんな上司そうそういないだろうなとも。だけど、そんな上司でもプレッシャーに感じてしまうことがあるなんて、自分でも予想外でした。
見えるけど近づいてこない〝復職〟
元気が出てきて一日中うつうつとしなくなってきた頃から見えてきた〝復職〟。
どんどん近づいてきてあれよあれよと言う間に復職できるのかと思いきや、ちっとも復職できません。
ありがたいことに上司が復職を望んでくれているので、早くもどらなくては(;・`ω´・;)っていう思いがあるのが正直なところ。それを知ってか知らずか、心療内科の先生は「早く復帰しなくちゃって焦ってるうちは復帰できないよ」とおっしゃいます。まるで見透かされているようです。さすが49年も患者さんをみてるとわかるのだろうか。
上司とのオンライン面談で「七月も休みます。診断書また送ります。」と伝えたけれど、復帰を待ってくれているので早く「復帰できます!」って言いたいです。
とはいえ、復帰してすぐにダウンするわけにもいかないです。会社にとっていないと困る重要人物でもないし、お休みしたところで痛くも痒くもないだろう。ここは休ませていただきます。
先生曰く、目が覚めた時に『今日はなにしよっかな〜!』って前向きになってきたらよいね。とのことなのですが、寝起きはあまりよくなくてちっとも前向きではありません。寝つきは悪いし、途中で起きるし、『ああああぁぁぁ』って感じの目覚めです。
やはり元気になってきたかこともあって疲れてないからなかなか寝付けないのかな。運動は嫌いですが、太ってもきているし少しエクササイズ的なことをやってみようと思います。(5月中はジョギングとビートセイバー、筋トレをやってましたが1キロも減らないのでやめてしまった)
ということで七月もお休みです。
休職した頃は秋口だったのにもう初夏ですね。9ヶ月目に突入です。
考えすぎの沼
この沼にハマるとなかなか抜け出せなくなるので、はまりそうな感じがしたら一目散に逃げるようにしています。
今落ちたらどうなってしまうのだろう。たぶん8ヶ月前の休みに入った時のようになってしまうでしょう。怖いです。。
新しく従事することになる仕事のことはだいぶ私の中でケリがついてきて、「考えてもなんにもならんわぃ」という気持ちになってきています。でも、今までやっていた仕事のことを考え始めると「もう一回頑張るべきなのでは!!!」「お前は本当にダメなやつだな」というように沼が迫ってくるので、こちら方面へは行かないようにしています。
きっと会社に復帰してからはこちら方面を意識せざるを得ない状況になるだろうから、その時対応することにします。
今は考えない。
そして大事な人のこと。こちらはまだくすぶっています。人間同士であればコミュニケーションがとれるものだと信じています。なぜ閉ざしてしまったのか、どうして一人悩んで抱えこんでしまうのか。私にも話せないことなのか。
こう着状態が続いています。この状況を打破するためにはコミュニケーションしかないと思っています。話して欲しい。気持ちを聞かせて欲しいです。
こちらの沼は入る覚悟ができているのでいっせーのせ!で飛び込んで解決させたいです。
あなたと私の心の健康のためにも。幸せのためにも。
今を生きる
本を読めるようになってきてからたくさんの本を読んできました。
行動経済学に興味津々で読み漁ったり、心理学やカウンセラーになるためのものも。そしてここ1ヶ月くらいはミステリー小説なども読めるようになってきました。最初は実用書のようなものばかり読んでいて、空想の話はちっとも読みたい気持ちにならなかったので、時間が経つことで感じ方や気持ちって変わっていくんだなあと実感しています。
読んだ本の中には二度目、三度目に読んだ本もありました。特に今の自分にとって考えるきっかけになる言葉や、考え方を整えていくために役立った言葉はノートに書き出して反芻します。
中でも自分の考え方の向きが変わったり、ハッとさせられた本は何と言っても『人生を半分あきらめて生きる』という本です。
この本に出てくる言葉たちにはとても癒されました。柔らかい気持ちになる〜とかではなく、本当に傷が癒えていくような感覚になりました。
休みに入ってから、こうしたかった、ああしたかった、こうなりたかった…と後悔ばかりの私。
そんな私に刺さった言葉がありました。
《ただ、今この瞬間を心を込めて生きること。ただそれだけだ、ということを胸に刻んで生きていくことです。
「こうなるはずだったのに」というのは“過去に抱いた願望”へのとらわれ。
「いつかきっとこうなるはず」というのは“未来の空想”へのとらわれ。》
今を生きると言うことは、ただ漠然と今起きている物事に対処しているだけではなくて、今の前後にあたる過去と未来に囚われないで今という時間を過ごすことだということがわかりました。
そう考えると今を生きられてなかったです。完全に過去未来に悩まないことは無理だと思うけど、足枷になる程になるとそれがまさに囚われているという状態なのだと思います。囚われはよくないですよね。今すらも見えなくなってしまいます。
とはいえ、もっとがんばれたのでは…そもそも異動したことが間違いだったのか…など考えてしまいます。でも、このことばかり考えて鬱々とすることは無くなってきたので私も囚われからすこし解放されてきているかな、と思います。
うつで太りました
うつ病あるあるですが、体重がガッツリ増えました。振り返れば2年くらいで約10kg以上増えてしまいました。悲しみの極み。
痩せたくてジョギングしたり筋トレしたりを1ヶ月くらい取り組んでみましたがまっっったく減る素振りを見せませんでした。
なんで増えちゃうのかなぁと思って少し調べたら、気分を落ち着かせる薬を飲むと体が沈静する方向になるため、新陳代謝が落ちて痩せにくい身体になっていくそうです。
エネルギーを蓄えるために身体が省エネモードに入るので太りやすくなるのですね。痩せないわけだ…。
太ってしまって服が着れなくなってしまったから、痩せたいのですが薬を飲んでる間は難しそう。しょうがないと諦めて、余計なエネルギーを消費しないように努めます。
開き直ってしまえ
復職が見えてきて仕事のことをいろいろ考えてしまうようになっています。特に考えてしまうのは周囲の目についてです。周りの人からどんな風にみられるかなんて気にしないでいいと分かってはいても気にしてしまいます。
あの人にはとても迷惑をかけられた
もう信用できないな
頑張りがきかないってことだよね
などなど、ネガティブなことばかりが頭をよぎっていました。
先日上司とのオンライン面談の時に、復帰についての話になったのでこの事を話したら、「開き直っちゃえ」と言われたのです。
ギブアップしてお休みに入ったことは事実なのだから、そのことを悔やんでもどうにもならない。だったら、「リタイアしちゃいました!また頑張るからよろしくお願いします!」って開き直ったほうが前向きでいいんじゃないか、と。もし、そう思えない場合は過去の自分を引きずってることなのではないか、とまで分析してもらいました。
確かに、ギブアップした自分に対してダメなやつって思ってるしそのことを悔やんでもいました。完璧に引きずってます。
復帰するまでに引きずりを回収できなかったとしても、開き直りの考え方は取り入れていきたいと思います。